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刑務官等矯正職員への応援メッセージ(1)
新型コロナウイルスへの対応で日々奮闘されている刑務官等矯正職員への応援メッセージがたくさん寄せられています。そのうちの幾つかを「シリーズ特別寄稿」に順次掲載させていただきます。今回は、京都市保護司連合会会長、京都府保護司連合会副会長などを歴任された京都府退職公務員連盟会長からの応援メッセージです。
刑務所職員の皆様へ
京都府退職公務員連盟
会長 岡嶋脩雄
昨年は世界中が新型コロナウイルス感染症の対応に明け暮れた1年となりました。
皆様におかれましても、かつて経験したことのない困難を多く抱えた1年で、受刑者が感染しないよう作業中のマスクの着装、手洗いの慣行、うがい等、誠心誠意対応していただいていることと思います。
私は長年の保護司活動で京都市保護司連合会会長を経験させていただき、犯罪をした対象者が立派に立ち直る姿を多く体験でき、保護司をしてよかったと痛感しています。
3年前からは京都府退職公務員連盟会長をしています。この組織は現在の年金制度を堅持し、次の世代に引き継ぐ運動をしています。
日本退職公務員連盟・津島雄二会長(厚生大臣を二期経験)は五項目の要望事項を毎年総務大臣や厚生労働大臣に手渡しています。五項目を要約すると、
- 人事院勧告の尊重
- 公的年金の財源の確保
- 女性の働きやすい環境整備
- 65歳定年制の実現
- 後期高齢者の医療窓口負担は原則1割を堅持する。
といった内容です。
刑務所での職務は色々と大変なことがあろうかと思いますが、日本の未来のために、なくてはならない仕事です。先を見通しづらい状況で様々な問題もあろうかと思いますが、個人で悩むことがないよう、職場の皆様で協力し合い、この局面を乗り越えていただきたいと思います。私どもで何かお役に立てることがございましたら、遠慮なくお申し付け下さい。
この状況が一日でも早く収束へ向かいますことと、皆様のご健康をお祈り申し上げます。