最近の記事

2024
被災地へ支援に赴いた刑務官から特別寄稿がありました。
2024
更生支援事業団参与である山本孝志元京都刑務所長から、特別寄稿がありました。
2024
災害支援ボランティアチーム「志援」発足
姫路城
早稲田大学と更生支援事業団の共催プロジェクトに参加して
雪山トレッキンググループ2
刑務官等矯正職員への応援メッセージ(4)

代表理事ご挨拶

「安心安全な社会」の実現に向けて

一般社団法人更生支援事業団におきましては、本年1月末をもって理事、監事の任期が満了し、新たな体制となって改めて始動することとなりました。

刑務所等矯正施設からの出所(院)者の社会復帰支援、様々な事情で就労や自立に難しさを感じている人への自立支援など、社会の中で様々な理由により支援を必要とする人たちへの活動を通じて、国民の誰もが生き生きと暮らせる、安心安全な社会の実現を目指して、更生支援事業団は設立されました。

様々な制約のあった新型コロナウイルス禍も落ち着いて社会活動も新たなものへと動き始め、一方で、刑務所等矯正施設に収容されている受刑者等も大幅に減って過剰収容期の半分近くとなり、「拘禁刑」が創設されていくつかの大きな制度改正があるなど当事業団の置かれている環境も変化しております。

新たな体制におきましては、理事を増やして民間企業的感覚も取り入れながら新たな環境にも対応した活動方向を模索し、そして、これまで以上に、多くの個人、団体、企業の皆様方とのネットワーク作りにも努力して、当事業団の設立趣旨に適う活動を少しずつ着実に始めてまいりたいと考えております。今後とも暖かく厳しい御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

また、当事業団の設立に至った趣旨に御賛同賜り、活動に御協力、御参加いただける個人、団体、企業等おられましたら、ぜひ協働させていただきたく、御支援、御連絡をお待ちしております。

令和6年4月1日

西 田  博